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演劇【感想】『 DRACULA 』

 

『 DRACULA (ドラキュラ)』

Studio Life 公演

原作:ブラム・ストーカー
脚本・演出:倉田淳

2010年12月4日(土) サンケイホール・ブリーゼ
マチネ:ROSU・・・曽世海司・青木隆敏・三上俊・関戸博一・舟見和利
ソワレ:ALBASTRU・・・高根研一・山本芳樹・及川健・山崎康一・舟見和利 

****************

劇団スタジオライフ
創立25周年記念公演 第3弾 …だそうです。

スタジオライフは男優のみの劇団で
女役も男優が務めます。

この劇団には十八番というべき演目が何作かあり
この『DRACURA』もその一つで、それらの演目は折につけ再演されます。

劇団的には
2000年・2004年・2006年に続いて4度目。
私は
2004年の笠原浩夫×甲斐政彦 曽世海児×山本芳樹
2006年の岩崎大×姜暢雄
を拝見しているので3度目。
ドラキュラ伯爵×ジョナサンで計5組の組み合わせを観たことになります。


今回ははじめて使うホール『サンケイホール・ブリーゼ』です。
新しい綺麗なホールです。
外観・ロビーの基調はスタイリッシュな艶のある白。
劇場内は椅子を含め,艶消しの黒のイメージです。

ロッカーが扉のついた小部屋にあったり
トイレに続く道が湾曲したスロープを下って行ったりと
小洒落た感じです・・・が、若干使いにくい(笑)

2階に上がって観たわけではありませんが
下から眺める限り、2階席はすごく観にくそう…。
多分2階席後方からはステージの前の部分は見切れるんじゃないか?
最近のライフでよく使われる手法…
客席通路での演技なんて絶対観えてないだろ(笑)

あと、通路の座席下についている足元灯が意外と明るかったような…。


舞台装置はよりシンプルになっていて
4本の太い柱と真ん中の上下できる階段のみ。

階段を上下させて地下室や室内を暗示したり
場所の変化をつけているんだけど…

わかりにくい(笑)


脚本も前回より削りこまれて、上演時間も短くなったのはいいんですが
これって、初見で…原作も未読の人は…わかったのかな?

ライフのファンにとっては、見慣れた演目。
それでなくても1公演複数観劇が普通のファンにとっては、
勝手知ったる話。

暗転後、休憩のアナウンスが入る前に席を立つし
次のセリフや出の方向までわかった観劇態度が普通って(笑)
そういう話の筋は全部わかっている人にはいいけど・・・

ただでさえこの話、
出だしのルーシーとミナの会話から時間軸は行ったりきたり
場所もロンドンとトランシルバニアを行ったりきたり

初見さんは…
よほど感のいい展開の読める人か
必死で舞台内容を追っている人でないと

わからないんじゃないか(笑)


でもって…

曽世さんのドラキュラは2回目。
貫禄あります。
重くて暗くて苦悩してます^^

青木さんが若い気弱な、最近の若者風ジョナサンなので
…それはそれで新しいイメージでいいんですが
対比のギャップがありすぎて

ライフな解釈のBL風味が、
まるで新婚の甥っ子に嫉妬する独身の叔父さん…的な関係に見えてしまう(笑)
 

高根さんは
タッパもあるしロン毛のエクステも好き。マントの扱いもかっこいいけど
まるでV系バンドのヴォーカル…それもベテランの(笑)

山本さんは…淫靡で色っぽい…
相変わらず被虐趣味をそそる(笑)

三上さんはスッとした美人さん。
及川さんは永遠のカワイコぶりっ子なお姉さん。
舟見さん…今回はメイクアップの選択ミス?…ちょっと濃すぎて清楚に見えない。

一番のお気に入りは…3人の魔女!!

Rチームの及川・林のベテラン女優陣に新人が入ったチームもよかったけど
Aチームのキレイ・カワイイ・ヨゴレの担当がはっきりわかる魔女チーム!
めちゃめちゃかわいい!!
衣装も髪形もゴスロリでありそうな素敵でよかった^^


うん。
『 DRACURA 』はライフの十八番演目なんだけど…

私にとって

『 トーマ 』ほど思い入れはない・・・

ってわかった^^

演劇【感想】『 じゃじゃ馬ならし 』

 

『 じゃじゃ馬ならし 』


Studio Life 公演

原作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
上演台本・作詞・演出:倉田淳

2010年7月31日(土) シアター・ドラマシティ  
マチネ(昼公演):Wish…松本慎也・山本芳樹
ソワレ(夜公演):Hope・・・青木隆敏・曽世海司 

****************

2009年11月の『十二夜』以来のライフの公演。
『 十二夜 』 と同じく、シェークスピアの音楽劇。
そして、くしくも同じシェークスピアの 『 夏の夜の夢 』 以来、2年ぶりのドラマシティです。

最近のライフの舞台は
シェークスピアの喜劇の、音楽劇アレンジものしか見ていないってことです(笑)
つまり・・・パターンはみんな同じ(爆)

久しぶりに見た舞台なのに、
この『じゃじゃ馬ならし』・・・実は

シェークスピアの中で1・2を争う嫌いな話!(笑)

『じゃじゃ馬ならし』って
ヒステリーな妻をパワハラで精神的DVな夫が抑圧する話だから…←すごい要約!!(爆)

シェークスピア大先生のお話に文句をつけるなんて!!!
大それたことを・・・だけど(笑)

元々、シェークスピアの時代の…
男尊女卑の概念自体が普通の時代の、男目線の話。
女はこんな風に生きる方が賢くって幸せなんだよって…教訓の話。

じゃじゃ馬を従順な女に仕立て上げるのは男の憧れなんでしょう。

そしてそのシェークスピアの時代、演劇は男性のもの。
演者はオールメイル。
そんな時代だから、これをコミカルに演じると男性は腹を抱えて笑える喜劇になるんでしょう。


そんな話を現代の95%が女性の観客に見せるために
演出家はいろいろ工夫をこらしてます。

歌やダンスの音楽劇にして喜劇性を強調しています。

元々、本編は劇中劇で、本来の話にも額縁部分の話がありますが
その額縁部分の話しを大胆に変更して、現代の女性置き換え
男に騙されてもたくましく生きる女優にし、本編の中にも登場させています。

てか、
演出家の意図をわかって欲しいのはわかるけど
終演後の舞台挨拶の中で
演出家は女性で・・・女性目線で演出し・・・本当は・・・って、
演出の説明をするのはイカンでしょう(笑)

最初と最後に全員が女姿で歌い踊り叫ぶ…
『女は怖いのよ!』って台詞に集約した思い…意図することはわかります。

じゃじゃ馬は飼いならされたわけじゃなく、飼いならされたフリをしているだけ。
男は女の手の内で転がされてる…釈迦の手のひらの中の孫悟空。

賢く生きるために…
男の言う事は何でも聞く。
男が太陽を月だと言ったら、太陽を月だと答える。

それって、事なかれ主義って言うんですよね(笑)

大体、主人公のぺトルーチは
女性だけじゃなく使用人に対しても理不尽で強権的。
本来のその人となり自体が問題児!

じゃじゃ馬のキャタリーナは
被害妄想で妹に対しでコンプレックスの塊りでヒステリー。

この2人の主人公に感情移入なんかできない(笑)

はなもちならないS女を調教してMに変えて、
それをトクトクと見せびらかすSM小説みたい(爆)

ラストシーン近くのエピソード…
衆目の中、ぺトルーチはキャタリーナの被っていた帽子を似合わないと言い、
キャタリーナは帽子を投げ捨て踏みつける。
その後、2人っきりになった時、
ぺトルーチはキャタリーナの踏みつけた帽子を拾い上げてやさしく被せてあげる。

これって、DVの男と女の関係ぽい。
殴られた後、やさしくされた女が『あの人、本当はやさしい人なの』ていうやつ…


どれだけ苦労して現代風に置き換えようと
どう演出しようと、シェークスピアの書いたものの根底は同じ。

後味は悪し!

この話今度、蜷川さんもやります。
蜷川さんはシェークスピア全作品をやるっていうコンセプトで
『彩の国シリーズ』をしているから、追っ付けやるはずだったのでしょうが…
こちらもオールメール版です。

この作品がなぜこんなに上演されるのかわからん。
現代においては喜劇にもならないし。


なんか…感想というより…
ほとんどシェークスピアの原作に対する文句!(爆)


舞台自体は良かったです。

メインの歌を張ってたのが、上手い林さんと石飛さんだったし
全員女の子姿の額縁部分の曲は、歌も踊りも楽しいし
何よりみんな可愛かったし^^

ベテランは安定感たっぷりで
中堅は自信を持ってのびのびとみえました。
フレッシュはさすがに若い!動きのキレが違う!!

久しぶりのドラマシティー…舞台も広くてゆったりと踊れてる感じでした。

ただ、最近多用されている客席通路を使った演出。
劇場のキャパが大きくなった分、今回は空席が目立ったので
後ろを振り返ってみるのが、ちょっと淋しかったです。


 

演劇【感想】『 ミュージカル 「黒執事」 -千の魂と堕ちた死神- 』

bg_top01.jpg 

『 ミュージカル 「黒執事」 -千の魂と堕ちた死神- 』


原作 : 枢やな(掲載 月刊「Gファンタジー」スクウェア・エニックス刊)
脚本・構成・作詞 : 岡田麿里
演出・構成 : 福山桜子

2010年5月22日(土) マチネ 13:00〜
大阪 イオン化粧品 シアターBRAVA!

久しぶりの舞台です。

最近、ライブに傾斜していて、
なかなか舞台が観られなかったんだけど
お耽美っぽいので、誘われた時にホイホイOKしました(笑)

『黒執事』!!

会場に行ってから正式名称を知る…
“ ミュージカル ” … 「黒執事」 -千の魂と堕ちた死神-

え!?ミュージカルだったの?…

それも知らず…
『黒執事』のコミックも読まず…
予習はウィキでちょっとあらすじを調べただけで行ってきました。

そして、友人に取ってもらったチケは・・・最前列!

いやぁ〜 久々に
お耽美!腐女子心全開!!
 
衣装がすごくカワイイ^^
さすがキャストがみんなイケメン^^

実は…
ミュージカルは苦手で…

だって、突然歌いだすんですぜ!
それも、わざわざ歌わんでもイイやろ(笑)って言うセリフを!

今回も若干…ゾワッと来る場面もありましたが
イケメンの群舞はかっこよかったです。

あと、女性のオペラ系の歌をBGMに歌っていた人!
すごい素敵な声・・・

瞬間的に思い出したのが
映画 『 フィフス・エレメント 』 の中の
歌劇『ランメルモールのルチア(Lucia di Lammermoor)』の『甘いささやき(Il dolce suono)』
http://www.youtube.com/watch?v=ZJB5Rqc1m0Y&feature=related


ライフの客演組もいい味を出してました。
美味しい役ばっかりだったし^^

いい席で、カッコイイ若い男のイケメンをガン見してきました。

心の栄養!眼の保養!!(爆)

ま、面白かったです^^

演劇【感想】『 十二夜 』

 
『 十二夜 』 

Studio Life 公演

原作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
上演台本・作詞・演出:倉田淳

11/14(土) ABCホール  ¥5800
マチネ(昼公演):αチーム
ソワレ(夜公演):βチーム


7月の神戸の 『 LILIES 』 以来の舞台です。
ライブに浮気をしているので、最近は舞台が少ない。

大阪でのスタジオライフの舞台は、くしくも同じシェークスピアの『夏の夜の夢』。
1年5ヶ月前のドラマシティ以来です。

そして…同様の音楽劇です(笑)


シェークスピアの『十二夜』はある意味有名な喜劇。
双子のとりかえばや物語。

内容を知っていたので、予習もせず
忙しかったので、東京公演の劇評も読まず
ライフのHPすら見ず、キャストすらチェックせず
あまりに手抜きな観劇姿勢。

まじ、一時に比べて観劇熱・ライフ熱が醒めているのは否めません。


なので…幕が開いて音楽劇と知ってビビる(笑)

翻訳の松岡和子さんは蜷川さんの『彩の国シェイクスピア・シリーズ』の翻訳家でもある
シェイクスピア翻訳の第一人者。

その忠実な原作翻訳を…ぶった切る・そぎ落とす・昇華する!

いやぁ〜すごいコメディになってました。ある意味、音楽コント。

楽しかったし、わかりやすかったし、面白かったです。

ライフのキャストも、いつものようにダブルキャスト。
どちらのキャストも、一長一短があるのはいつものこと(笑)

歌は上手くなっていました…『夏夜』比で。
そして、懐かしい顔のライフの主戦級が戻ってきていました。

笠原さんと及川さん…この二人が帰ってくることで一挙に厚くなるキャスト層。
コーラス隊にあのメンバーって…ある意味贅沢!

どちらのキャストもすごくしっくりいくキャスティングでした。
そして2つのチームが本当に個性が違う。

女らしい山本@ヴァイオラとかわいい松本@ヴァイオラ。
全ての演技がこの二人の個性に合わせて作り上げられていった感じ。
だから俯瞰で見ると、異なった芝居を見るような感覚もありました。

音楽は…全てオリジナル!!
『夏の夜の夢』の時に、既存の曲を使用したため著作権関係でDVD化できなかったから
今回は、しっかりアフター商売でがっつり稼ぐために、オリジナル曲でした。

ちゃんと学習したんだ(笑)
びみょーにパチッたメロディーラインも多かったけど(爆)


ABCホールははじめてでした。
キャパ的にも広さ的にも、ちょうどいいサイズ。
観やすいホールでした。

が!!!
イスが悪すぎ!!!
クッションが申し訳程度に付いた、見栄えだけはいいパイプイスレベル。
腰がいたいぃぃぃ〜。


ここのところずっと睡眠不足。
マチネとソワレの観劇だから、早く寝なきゃ…って思ってたのに
前夜に、お気にのギタリストさんが動画をうpして、テンションだだ上がり。
感想とか、微力支援とかで、眠ったのは5時前。

ヤバイよ〜観劇中に寝ちゃいそうって思ったけど…腰の痛みでもった(笑)

ランチはイタリアン。
 福島のおしゃれなお店も多い場所なので
これからこのホールの時はいろいろ遊べそう^^

今回は…
マチネがはねて、ソワレまでの間
観劇仲間が泊っていたのでリーガロイヤルのエグゼクティブラウンジで
ただのお茶やケーキを食べ散らかした(笑)

演劇【感想】『 LILIES 』




『 LILIES 』  ( リリーズ )

Studio Life 公演

原作:ミシェル・マルク・ブシャール
脚本・演出:倉田淳

新神戸オリエンタル劇場  ¥6000
7/18(土)、マチネ(昼公演)・ソワレ(夜公演)を観劇。



久しぶりのライフネタです^^

スタジオライフお得意の何チームにも分けて、同じ芝居を演じるというパターンです。

今回は東京公演では3チーム。
関西公演は神戸で18日の昼・夜と19日の大千秋楽の3公演。
そのうちの2公演は東京公演と同じチーム、後1回は神戸だけの混成チームでした。
全てチームが違います。

毎回思うけど…それってどうなの?(笑)
ライフをメインで観ていた時には、それが普通、そんなもんだって思ってたけど…。
ふつう、主役級だけがダブルキャストっていうのはよくありますが…。


『LILIES』は、はじめてライフを観た時の舞台です。

劇中劇のある意味、ややこしい話でしたので
はじめてみた6年前は、同名の映画を観たりしてちゃんと予習ました。

しかし、初めてにしては…濃い内容(笑)…結構ビビりました。
その分、印象も強烈でした。

その後DVDも観てますので、内容は頭に入ってますし…
今回はある意味…『落ち着いて』観ることが出来ました。

話は好きです。
『トーマ』と並び、ライフの代表作と称されるのもわかります。

だからこそ…
観ていて印象に残ったのが客演の俳優さんだったということが…微妙。



2チームしか観ていない私でさえ、どうしても、
この役はあの人、この役はこっちの人…そのベストメンバーで見て見たいと思います。

う〜〜〜ん、何パターンも観るから比べられるというのもあるし…諸刃の剣ですね。


ともあれ…

マツシンは可憐。大ちゃんはカッコイイ。ニイロは美しい。
林さんはやりすぎ。セッキーは庶民的。トビさんは安定。
後ろで涙をぬぐう村上くんの姿は印象的。
劇中劇の俳優でない老ビロドーを青木くんに演じさせるのはやはり無理があるかと・・・。

そして・・・私の中で

山本芳樹は、ヴァリエ以外ありえない。

演劇【感想】『 ムサシ 』

 
演劇・舞台の感想です。2009.05.07に観劇。

ネタバレ注意!!



『 ムサシ 』




演出:蜷川幸雄
作:井上ひさし(吉川英治『宮本武蔵』より)

出演:
宮本武蔵/藤原竜也
佐々木小次郎/小栗旬
筆屋乙女/鈴木杏
沢庵宗/辻萬長
柳生宗矩/吉田鋼太郎
木屋まい/白石加代子

大阪公演/2009年4月25日〜5月10日 シアター・ドラマシティ ¥11500

藤原竜也さん×小栗旬さん…
蜷川さんにとって
優しい、まじめなしっかり者の長男は藤原竜也さんと
かわいい、やんちゃな次男坊の小栗旬さん。

しっかり、きっちり育て上げた長男と
肩の力が抜けて、余裕を持って育てた次男

イケメンが丁々発止とやり合う(演技としてwww)でした。

今回はキャストも少なく、全体的にシンプルな印象。
ラストにもう少しひねるか!?と思っていたらスッと終わった。

パンフレットも…シンプル(笑)






ラストが一番最初に帰る…全く同じシーンが演じられてフェードアウト。
“額縁”のような構成。

2008.04.21に感想を書た『覇王別姫』と同じような演出。


何はともあれ…目の保養^^

おもしろかったです!

演劇【感想】 『 風が強く吹いている 』

演劇・舞台の感想です。
2009.02.06に観劇。ネタバレ注意…かな?

アトリエ・ダンカンプロデュース
『 風が強く吹いている 』




演出:鈴木裕美
作:三浦しをん(新潮社刊)
脚本:鈴木哲也
出演:
ハイジ・10区/黄川田将也
カケル・9区/和田正人
王子・1区/松本慎也
ムサ・2区/デイビット矢野
ジョータ・3区/高木万平
ジョージ・4区/高木心平
神童・5区/渋江譲二
ユキ・6区/粕谷吉洋
ニコチャン・7区/鍛治直人
キング・8区/瀧川英次

藤岡/伊藤高史
榊/荒木宏文

大阪公演/2009年2月6日(金) 19:00 大阪厚生年金会館 芸術ホール

箱根駅伝の話です。

怪我で夢を断念しかけた者、不祥事で走ることをやめた者、全くの素人…
走ることの意義を見失ったランナー、走ることをストイックに追い求めていく者…

ボロ下宿に集まったランナーが10人ギリギリのメンバーで箱根駅伝を目指すという話。
素人同然のメンバーも含めた10人が…
箱根って!出場って!!それであの成績って!!!

…ツッコミどころは満載ですが^^

感動の青春群像です。

駅伝シーンをどのように見せるのかな?って思っていましたが
ほっほう!!アリアリ^^という演出でした。

3時間越えの舞台でしたが
10人全員のエピソードをきっちり入れたため
若干、話が流れ気味かな。

初の外部客演のマツシンを見に行ったのですが
ちゃんと“男の子”してました(笑)

そして…あらやん!←理央さま〜〜〜〜!!
はじめて舞台を観ましたが…ツンデレな役がお似合いでした(笑)

出色はキング役の瀧川英次さん。すごく目に付きました^^


話としてはよくある話。
スポ根系のマンガにありそう…ラストは少女漫画にありそう(笑)

でも、王道で良かったです^^
観劇後感が爽やか〜でした。

演劇【感想】 から騒ぎ

演劇・舞台の感想です。

先日観劇。
本公演は終了してますからいまさらですが…ネタバレ注意!!





彩の国シェイクスピア・ シリーズ第20弾

『から騒ぎ』


演出:蜷川幸雄  
作:W・シェイクスピア
出演:
ベネディック/パデュアの若い貴族 : 小出恵介
ビアトリス/レオナートの姪 : 高橋一生
クローディオ/フローレンスの若い貴族 : 長谷川博己
ヒアロー/レオナートの娘 : 月川悠貴
ドン・ペドロ/アラゴンの領主 : 吉田鋼太郎
レオナート/メシーナの知事 : 瑳川哲朗  ほか

大阪公演/2008年11月14日〜11月19日 シアター・ドラマシティ



シェークスピアが上演した当時と同じように…キャストが全員男優という
“オールメール・シリーズ”ももう4作目。

あいかわらずシェイクスピアのレトリックな言葉遊びの台詞がてんこ盛りな喜劇。
話としてはと〜〜〜〜〜っても単純なもの。これも、いつものこと…シェイクスピアだもん^^

舞台装置は白基調。
舞台の真ん中に四方に階段のある長円形のテラスと
その周りに置かれた彫刻の数々のシンプルなもの。セットチェンジもなし。
最後に降り注ぐ薔薇の赤が印象的だった。
以前、椿が降り注いだ舞台…『卒塔婆小町』を髣髴させたけど(笑)

小出恵介さんの初舞台。



周りは蜷川組の常連俳優ばかり。
やはり微妙に浮いた感じがしたのは否めません。
基本、舞台出身の方じゃないので、発声も…
声が潰れ気味だったのか、結構聞き取りにくかった。
シェイクスピア独特のややこしい長台詞、早口な部分はしんどかった。

ただ、いつもの蜷川さんが使う若手俳優の中では異色な感じがして新鮮でした。
表情が面白い。



月川悠貴さん、いつもの女役…美しい!
シンプルなドレス…胸が入っていないことでかえって清楚に見える。

クローディオ@長谷川博己さんがかっこいいのに、
クローディオの性格に難点がありすぎて感情移入できない(笑)

大阪のお客さんは笑いに貪欲だから、喜劇は受ける^^


…始まってすぐ
変な音が聞こえる?っと思ったら
3席隣のオッサンが爆睡!いびき!!!

隣の連れのオバサン…注意して起こせよ!

まあ、幕間の休憩で消えて帰ってきませんでしたが(笑)


…まあ、楽しかったです^^

演劇【感想】 さらば、わが愛 覇王別姫 †

演劇・舞台の感想です。

先日観劇。
本公演は終了してますからいまさらですが…ネタバレ注意!!





『さらばわが愛〜覇王別姫』


スタッフ/原作:李碧華   脚本:岸田理生
     演出:蜷川幸雄  音楽:宮川彬良

出演/程蝶衣(チョン・ティエイー):東山紀之
   段小楼(トァン・シャオロウ):遠藤憲一
   菊仙(チューシェン):木村佳乃
   袁世凱(ユアン・スーチン):西岡徳馬



この作品は

香港・中国の合作映画
『さらば、わが愛 覇王別姫』
(さらば、わがあい はおうべっき)の舞台化。

中国映画界の恐るべき新世代監督・陳凱歌(チェン・カイコー)監督
香港映画界の華・最美期の張國榮(レスリー・チャン)
世界の映画祭の女優賞を総なめにしていく鞏俐(コン・リー)

これらの力を終結して
第46回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した映画の舞台化。



…無謀だろ。

舞台化の話を聞いた時、出演者を知った時
映画にハマって、原作も読んだ一ファンの私としての、正直な感想。

レスリー・チャンにハマって香港まで行った私にとって
基本“蝶衣”は彼以外ありえないと思っているから
辛口の感想になるのは否めない…申し訳ない。



映画でも若干走りすぎた感のある172分の映像を
約2時間の舞台にする。

この舞台を観て、原作未読・話について何の基礎知識もない人に
理解できたんだろうか?と思った。


それに、なぜ“音楽劇”にする必要があったのか?

演劇に“音楽”は付き物であり
この舞台はそもそも京劇俳優の半生記なので
劇中劇として“京劇”が演じられたり、役柄として歌うシーンもある。

わざわざ、音楽劇と銘打って
それ以外のシーンで役者に歌わせる意味はあるのだろうか?

それでなくても
京劇の発声は特殊で、歌手の東山さんをもってしても
「痛々しい」という感想しかもてなかった。

映画では、吹き替えであったと記憶している。

京劇の「覇王別姫」の部分や
蝶衣が歌えなくて悩んだ「昆曲」を中国語原曲・吹き替えでやり
字幕をつけるという方法なら、日本語の京劇という違和感はなかったのかも。


役者さんはみんな
「がんばっているなぁ〜」と思った。


しかし、あまりに専門的な技量の要る分野の舞台。

バレエダンサーでない役者が、
踊るシーンのあるバレエ映画に出るような違和感。

いくら特訓を積んだとしても
いくらカット割りで工夫したとしても
“すばらしいバレエダンサー”役の役者が
すばらしい“バレエダンサー”ではないと判る。
鼻白む感覚。


京劇俳優役でない、普通の人役の木村佳乃さんや
特に西岡徳馬さんは秀逸だったのに…。

劇中劇の“項羽”役を
本物の京劇役者が遠藤さんのスタントで演じられている部分があった。

静止時には、化粧と衣装でごま消せても
本物は、演技時に項羽の頭飾りの赤いボンボンが
ビリリと細かく震えるのですぐわかる。

せめて
蝶衣は基礎素養のある歌舞伎出身者が演じていたら
もっと男に生まれながら“女形”として生きなければならなかった
悲哀が仕草ににじみ出ていたのでは。


一番最初からのシーン
ラストに全く同じシーンがフラッシュバックのように演じられる。

“額縁”のような構成。
そのラストに全く同じに演じられる部分が結構長い…。


一番イイ!と思ったシーンが
一番最初の幼い蝶衣が母に追いかけられるシーンと
その印象的な音楽だったというのは
なんかもったいない…。


カリギュラ…思い出したこと…

やはりもう一回観ておきたかったかも…

何かまだ胃の腑の落ちていないものがあります
もう一度観ることによっても…解消できないことかもしれないけれど
試してみる価値はあったと思う



さすが…不条理の大家・カミュちゃん^^

台詞が長文!
文章にレトリックてんこ盛り〜
二重否定に倒置法…文章テクニックの使いすぎ〜

まあそれは『カリギュラ』本編を読んだ時に判っていたことですが

ほとんどそのまま…
旬くんに叫ばせるとは思ってませんでした

使われている語彙自体難しいのに
文章になると…難解

予習してても…しんどかった
予習なし・初見の人は理解できたんだろうか? ←余計なお世話(笑)


改めて『不条理』という言葉を調べてみた  by YAHOO!辞書

2 実存主義の用語。人生に何の意義も見いだせない人間存在の絶望的状況。カミュの不条理の哲学によって知られる。

まんま、カリギュラじゃん!




で、本編^^
思い出したこと


昨日も書いた、全面鏡張りの舞台装置

何もない状態のときでさえ

色とりどりのネオン管がぶら下がり
その時々の心象イメージで点灯する色が変わる仕掛け

豆電球に飾られた赤い王座

壁面に設えてある何台かのカウチ

それらに登場人物を含めたものが鏡に映り込む


モブシーンではとてもいい質感になっていたのですが

いつもの蜷川さんの舞台装置に比べて
ごちゃごちゃした感じが否めませんでした

せめてカウチは必要ない場面では片付けて欲しかったかも




エリコンが玉ねぎを食べながら登場するんですが
なじぇに玉ねぎ?

原作にありましたっけ? ←憶えてない…

以前観た『恋の骨折り損』でも
郵便夫(?)のダルが玉ねぎを食べながら登場していました

玉ねぎって古代エジプト時代から精力剤
粗野で野蛮な奴隷出身のエリコンらしいから?



“歌い手”としてご出演の月川悠貴さん

以前『お気に召すまま』の感想の時にも書いたのですが

その時よりもっと痩せてらしたよう…

『恋の骨折り損』4月、『お気に召すまま』8月、今回12月…

観る度ごとに痩せていっている?
今回はドレスじゃなく燕尾服だったから余計そう見えた?

いえ…
頬の削げかたが尋常じゃない
…摂食障害を疑ってしまいます
心配です




今回の衣装
大好きだった『タイタス・アンドロニカス』の時の
旬くんの衣装と似てましたね〜^^

あの時は真紅の革スカートに袖なしのマント
今回は白!

このタイプの衣装…似合いますね〜^^

腰パンに穿いたスカート状のものから覗く
腰骨のラインの美しいこと!!


勝地くんの衣装
上着のドレープの美しかったこと

旬くんの銀髪の毛先のクリクリ^^

セゾニアのひとりだけ中世なシンプルなラインのドレス
袖のラインがすごく好き!




旬くんの漏斗胸…

『タイタス・アンドロニカス』の時には
そんなに目立たなかった…あるのは判ったけど

『花ざかりの君たちへ』の時にも何度か気になった

段々目立つようになってきたのは
体形が大人の男になって、身体が搾れてきたからでしょうか?

今回
観客の視線で体を削ぎ落とした結果…
前屈みな体形の演技が多かったから…

酷く見えたんでしょうか?



2006年5月の
『タイタス・アンドロニカス』で小栗旬に落ちた

あれからまだ19ヶ月…

しみじみ感じた…大人になったなぁ〜 ←なんて上から目線^^

男の子って…早ぇ〜〜〜!(爆)



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