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『 amazarashi(アマザラシ)LIVE「千年幸福論」』
http://youtu.be/pdwTV7Fhc8c
OPEN 17:00/START 18:00 END 20:00 ADV ¥4000
2012年1月28日(土)
渋谷公会堂 キャパ約2000人
01. プロローグ
02. デスゲーム/千年幸福論
03. 空っぽの空に潰される/千年幸福論
04. アノミー/アノミー
05. つじつま合わせに生まれた僕等/0.6
06. 美しき思い出/千年幸福論
07. ピアノ泥棒/アノミー
08. 冬が来る前に/千年幸福論
09. 爆弾の作り方/爆弾の作り方
10. 夏を待っていました/爆弾の作り方
11. ワンルーム叙事詩/ワンルーム叙事詩
12. 奇跡/ワンルーム叙事詩
13. コンビニ傘/ワンルーム叙事詩
14. 古いSF映画/千年幸福論
15. カルマ/爆弾の作り方
16. 未来づくり/千年幸福論
17. 千年幸福論/千年幸福論
18. スタートライン/新曲・録音音源
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2011.01.29 にご紹介しているバンド。
東京だったけど、どうしても聴きたかった観たかった…
amazarashiのライブ。
チケもいい席を取ってもらって、飛行機の手配もしてたので
大変なときだったけど無理言って行って来ました。
早めに渋公について物販で購入。
リハが押してるとかで開場が遅れて、雪の残る渋公前で待つ。寒い!!
30分遅れで入場。
音響的にもステージを見るのもほぼベストな席。
始まる。
これはライブなのか?
ライブというより…ひとつの舞台を観ている感覚。
素晴らしくよくできたショートフィルムを何本も見せられたような感覚。
今までいろいろ音楽ライブには行って来たけれど
まったく異質な空間でした。
始めは…
喉が温まっていなかったのか、PAのバランスが悪かったのか
バックバンドの音に声がかき消されてしまって…肝心の詩が聴き取りにくかったのですが
曲が進むにつれて解消され
CD音源のような再現力。
声の力強さ。高音の伸び・・・上手い!!
ステージの後ろにスクリーン←これはフツー。
ステージ上にドラム・ギター・ギターボーカル・ベース・キィが横一列に並び
その前面にステージをすっぽり覆う半透明のスクリーン。
2枚のスクリーンに映像が投影され、その狭間でamazarashiが歌う。
映像の中にボウっと浮かぶ演奏者のシルエット。
時折上からスポットライトがあてられるけれど
帽子の影になってVo.の表情すら見えない。
2枚のスクリーンを使うことによって、映像に奥行きが出
2つの映像を組み合わせることによって、より濃密な映像空間ができる。
映像はPVであったり、歌詞であったり、音楽に関連したイメージ映像であったり…
歌詞と映像に大まかな世界観の共有はあっても
歌詞をそのまま映像化しているわけではないのに、相乗効果。
音楽と映像の融合。
聴覚と視覚のシンクロ。
ライブの新たな世界の可能性。
なんとなく昔見たフィルムコンサートを思い出した。
昔PVが簡単に見られなかった時代、外国バンドのPVをスクリーンで見てた感覚。
最近のライブにありがちな音量・音圧重視の耳がボゥっとなることもなく
生音の波動と声の持つ強さを感じる音楽。
曲終わり、最後の一音の響きが消えるまで息を詰めるように聴き
拍手が沸きあがる。
そしてまた静けさが戻り、痛いほどの静寂の中で次の曲が始まるのを待つ。
観客との間に流れるある種の緊張感。
まるでクラシックコンサートのよう。
『千年幸福論』を中心にして
今までのアルバムから珠玉の曲をピックアップした感涙のセトリ。
広い渋公のステージに
『ピアノ泥棒』のときに本物のピアノが空中につるされ
『カルマ』のときに松明の炎が効果的に使われただけのシンプルな舞台美術。
ただ、何曲かで使われた、客席に向けて放たれた青いライトだけはいただけなかった。
まぶしさで視界が奪われ映像がかすむ。
激しい光の点滅でポケモンショックが起きないか心配になった。
メンバー紹介もアンコールもなし。
ラスト近くにVo.の秋田さんのMCがあるだけ。
amazarashiの音楽は…
ある種の物語音楽。
詩ですべてを皮肉り嘲る吟遊詩人。
言葉は礫のようにビシビシ当たり
切れないナイフで無理やり抉るように
容赦なく人の心の暗部を曝け出す。
発せられた言葉の強さに惹きつけられるハーメルンの笛吹き。
音と映像と・・・その世界観と・・・強い声に
心奪われました。
すごい!すごい!!
渋公の着席で音と映像を
じっくりゆっくりしっかり見られたのは幸せだったのかもしれない。
観客の質の違う大阪のスタンディングで、このライブがどう変化するのか
今から楽しみ^^
| 【感想】演劇・ライブ | 01:51 | comments(0) | - | ▲
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