週刊
『RHプラス』 第13話(Last Blood)。
http://www.rhplus.jp/
ついに、ここで連載しておりました
週刊『RHプラス』も最終刊になってしまいました。(笑)
怒涛のラスト!
某ぷろぢゅーさー曰く
“ラストを盛り上げるべく、刺客として投入された”役の
誠くんパパ@村上幸平さん。
かっこい〜い!!
きよいさんの優しい冷たさも好きでしたが
とってもピカレスクな誠くんパパも好き^^
全体的に暗い画面が多かったので
はっきり全体像や表情が見えにくかったのですが
闇の中に垣間見える眼の、なんと凶暴で魅力的なことよ!
ついに誠くんの秘密が明かされました。
誠くんを抱きしめる誠くんパパの姿が
父と息子の抱擁のようには、とても見えなかった…腐女子の眼を持つ私(笑)
握り合えた手は、やはり誠くんとあげはのだったようですね。
ハッピーエンドだったはずなのに
純粋に、単純に感じられないのは
話の底流に沈む“吸血鬼の孤独”のせいでしょうか。
彼らは“孤独ゆえに群れて生活している”と言っていましたが
群れていても、結局は一般世間とは時間軸が違う。
時に置き忘れられていく“孤独”なんですよね。
『RHプラス』の吸血鬼たちは
普通の吸血鬼モノにはありえない設定なので
幼くして吸血鬼に転向した者(あげは)も
生まれながらにして吸血鬼であった者(誠くん)も
ある一定の時期まで、成長は続けるので
同じ場所にある程度長期間は定住することは出来ます。
それでも、
きよいさんの年でも、10年経っても年をとらないのはマズイですから
やがて、彼らのことを知らないところに移らなければならないのでしょう。
誠くんもあげはも、同窓会の出席なんてもってのほか(笑)
『ポーの一族』は
一般的な吸血鬼の設定だったので
エドガーとアランとメリーベルはその姿の幼さゆえに
成長しない秘密を守るべく、旅から旅の生活を続けたんですよね。
そういう意味でいえば、
きよいさんと道隆さんの関係なんて、とっても特殊。
岬亜美も彼らが吸血鬼と知っても、恐れることなく
ふつ〜に接していましたね。
これってある意味、日本という特殊な宗教観の場所だから許されるのかも…。
キリスト教では、吸血鬼は悪であり悪魔であるから
人々は間違いなく恐れ、躊躇なく攻撃の対象となるでしょう。
最初から恐怖の対象であるがゆえに、
人々に理解されることはないでしょう。
ドラマとしては一応完結しましたが
コミックではまだ連載中ですよね。
たぶん、惜しいけれど
ドラマで続編が制作されることはないでしょうね。
最終回に誠くんのモノローグでサラッと触れられていただけの
きよいさんとあげはのかかわりとか、
出来れば本編の1話分をつかってヤッて欲しかったです。
政和ぅのことや此衣くんのことも
生まれながらの吸血鬼なのか、
人間から転向したのか…それならば吸血鬼にしたのは誰か
政和ぅは、どうしてきよいさんと一緒に住むようになったのか
此衣くんは、これまでどのように生きてきたのか
…見たかったなぁ。
道隆さんも最後はさわやかないい男でしたし
きよいさんと道隆の父・最愛の道山@白薔薇の人と関係とかも
もっと掘り下げて欲しかったかも…腐女子ですから(笑)
誠くんパパがメインの話も観てみたかったかも^^
原作コミックでまだ描いていないところは
ドラマにしにくかったんでしょうね。
もう少し待って
原作コミックの話に目鼻がついてから
ドラマ化したほうがよかったのかも。
そうすれば
途中にコメディバージョンの話を入れて、
オチャを濁したりしなくてよくなり
最終回のように、前編シリアスで盛り上げて持っていけたように思います。
今思っても
途中の何話かは、いらんだろ〜^^
話の中にコメディシーンはあってもいいけど
全編コメディバージョンの話を入れると、中途半端です。
原作がまだ単行本2冊分とは、
いかにもエピソードが少なくて内容が薄い。
せめて原作が7・8巻分あって
エピソードに取捨選択の余地があれば
原作に忠実でも、シリアスで面白いドラマが出来たでしょうに。
大好きで、良かったドラマだからこそ
返す返すも、惜しい!!
あ…
でも、原作の出来を待っていたら
今回の“奇跡のキャスティング”がなかったことになるんですよね
…それは、ダメだわ(笑)
今回の
誠くん@三浦悠さん、きよいさん@高野八誠さん、あげは@栩原楽人くん
この3人あっての『RHプラス』でしたから!!
三浦悠さん、今後良い役が得られますことをお祈り申し上げます。
…思わず、力が入ってとんでもない長文だわ^^
最後まで読破、お疲れ様でした(爆)