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演劇【感想】『 11人いる! 』

 
『 11人いる! 』

Studio Life 公演

原作:萩尾望都
脚本・演出:倉田淳

2011年3月26日(土) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

マチネ:Alcor(アルコル)チーム
タダ・松本慎也 フロル・及川健 王様・青木隆敏 四世・仲原裕之 
アマゾン・鈴木智久 チャコ・冨士亮太 赤鼻・篠田仁志 トト・松村泰一郎
ガンガ・船戸慎士 ヌー・林勇輔 石頭・山康一 長老・倉本徹 

*****************
【原作のこと】

原作ははるか昔に読んでいました。
一応おさらいしておこうって思って、本棚を探したけど見つけられなくって
YouTubeのアニメでおさらいしました(笑)

基本的にはお話のカテゴリーは
宇宙・活劇・青春群像・学園モノ・友情・切磋琢磨・成長モノ…
困難を乗り越えていこう!!って話で…

SF漫画として金字塔となる作品です。

『ふたつのスピカ』に連なっていく系譜。

また推理サスペンスとしても素晴らしい話で…
クローズド・サークル話です。

クリスティの『そして誰もいなくなった』から来る系譜。

二つの側面を持つ緊迫感あふれる話です。



以下、舞台のこと…ネタバレ注意!!




最近のライフ大阪公演はマチネ・ソワレの公演が多くて
一日でダブルキャストの両方を見ることが可能だったのですが
今回は2日間で1公演ずつだったので、両キャストを見るためには連荘しなければいけなく
悩んだ末…Aチームを観劇。

公演数が減ったからか、客席の入りは良かったような^^


舞台装置は中心部に円形の段を作り、円筒形の移動式スクリーンで場面転換。
作りもシンプルなので暗転や転換が素早くって見やすかった。

話はほぼ原作どおりで、
ライフの舞台にしては珍しく、休憩なしの2時間弱の舞台。

まず 『2001年宇宙の旅』っぽいオープニング映像に
原作のト書きどおりの宇宙の説明ナレーション。

星系や人種のなじみのない固有名詞に惑星間の関係や成り立ちなどを
ナレーションで説明するけれど…聞き取りにくい。

原作どおりの必要はあったのだろうか?

アニメ映画はその辺を上手くまとめてあったけれど違和感はなかった。


はじめにバラバラ出てくる登場人物たち。
銀色の頭巾付きの溶接面のようなものをすっぽリかぶっているけど
固有の衣装の上だから、後々容易に人物を限定できる。

で、注意深く観ていれば、11人になった時に増えた人物も特定できる。
まるで…『アハ感覚テスト』

サスペンス感…興ざめ(笑)

舞台上に登場人物は多い(もちろん11人・笑)けれど
個性豊かな外見(笑)とキャラなので混同せずにわかりやすい。

宇宙蔦が画像的に蔦に見えにくかったこと。

タダとフロルの関係に視点が持っていかれたようで
なんとなく緊迫感が乏しかったような。

女役の多い松本さんだけど少年役のほうがハマっている感じ。

そして同じく女役の多い及川さん、いつもはとっても少女^^
でも今回は雌雄未分化の両性体役。
外観は少女なのだからもっと素のままの男で良かったのかも。

王様役の青木さん。
すごく役柄に合っていたような気がします。

でも、今回の舞台…

影の主役はガンガだと思った^^


緊迫感が乏しいといえば…宇宙空間での事故シーン。

二つ並んだ白い空中ブランコ!!

本来ならワイヤーにしたかったんだろうなぁ…。

でも、なぜに白色に塗ってある?

事故の極限状態の中でタダとフロルの二人の想いが
通じ合う大事なシーンなのに、緊迫感ゼロ。

思わず『ペーパームーン』を思い出した(笑)

なんか毒ばっかり吐いてますね(笑)


この時期だからこそ、
今回の舞台に寄せる役者さんたちの想いはしっかり感じられました。

登場人物たちの一言ずつの最後のセリフ…

学ぶ! 育む! 育てる! 耐える! 愛する!
望む! 進む! 走る! 歩む! 未来へ!

今の時期だからこそ、
一層の感慨を持って聞こえました。

全体的にまとまったスマッシュヒット的な作品だと思います。

 

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Comment

やっぱりあのブランコはいただけないですよねーーー!!
本当はフライングとかしちゃいたかったんでしょうが、
それも難しいし、、、なら無理に浮かなくってもいくらでも方法はあったと思うのですが、、、、
原作読んでないんで今ひとつわからないのですが、
これってライフ向きの作品だったんでしょうか???

| ray | 2011/04/02 1:23 AM |

≫rayさん
お耽美的に言えばライフ向きではないかも(笑)
ただ、ライフのもう一つの一面…DAISYとか新人公演の演目っぽかったような…。
純粋に若手だけの公演(11人もいたから実質半数は若手)にすることも出来たんだろうけど
そうすると集客が…(笑)

萩尾望都先生の作品として
やっぱり押さえておきたかったのかも。

| 庭師 | 2011/04/02 2:27 PM |

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