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ライブ【感想】『 BABYMETAL 』

『 BABYMETAL LEGEND“2015”
            〜新春キツネ祭り〜 』



http://youtu.be/Zi-XFUZ5EL4
 
2015年1月10日(土)
OPEN 16:30/START 18:00 
さいたまスーパーアリーナ キャパ約20000人
MOSH’SH SEAT(スタンド指定席) ¥7,020
 
01 メギツネ
02 いいね!
03 新曲…あわあわ何とかw
04 紅月
05 おねだり大作戦
06 Catch me if you can
07 ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
08 4の歌 
09 悪夢の輪舞曲 
10 ヘドバンギャー!!
11 ギミチョコ!!
12 イジメ、ダメ、ゼッタイ
 
EN1 BABYMETAL DEATH 
EN2 ド・キ・ド・キ☆モーニング 
EN3 Road of Resistance 
 
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
正月休み明けの三連休初日の土曜日だし
埼玉県だし

正直 “行ける” と思っていませんでした。

関西圏なら余裕で行けるけど
いくら待っていてもべビメタちゃんは当分大阪に来ないでしょう。
(フェスには来ていますが、30分のライブで満足できる気がしない)

今のべビメタちゃんの状況なら、
日本のドームツアーよりワールドツアーを優先するはずで
ワールドツアーの一環ならば国内公演は首都圏でしょう。

その予想通り、
今回のライブ終わりに発表された次回は幕張でしたね。


もしチケが取れたらそれは “行け” という天命!と、ダメもとでチケを申し込んだら

あれま…取れちゃった!!

それから旦那さまにお伺いをたて、飛行機のチケとホテルを取って
はじめ一緒に行く予定だった子が正月明けの仕事のデスマーチで行けなくなり
一緒に行ける子を探したり、年末・正月・いろいろバタバタ。

で、肝心のチケは発券した段階で悪い予感しかなかった…

400レベル 427入口 18列 594!!
http://www.saitama-arena.co.jp/seats_info/arena_end02/

たまアリに行ったことがなかったけど座席表で確認した瞬間、
ステージの位置どこだろ?
まさかスタジアムモード?

前日に公式から
 「LEGEND“2015”〜新春キツネ祭り〜」見切れ指定席開放DEATH!!
  <注意事項>
  ※見切れ指定席のため、ステージ及び演出の一部が見えにくい可能性がございます。
   予めご了承の上、お申し込みください。

というインフォがあったので、私ちゃんと一般でとったよね^^ と少し安心してたのに。

会場着いて、入り口付近の骨さんと人力車の写真とって、入場。
レベル400まで上って410入口付近から歩くけど行けども行けども427入口に到達せず。
たまアリを半周以上しましたわ。

扉を入ると、それは圧巻の空間!

急勾配の階段を登って座席を確認、座ってみると
メインステージの後ろは見えません。

これは…しっかり見切れ席でしょう(笑)

ステージ後ろのスクリーンなんてあったことすらわからず、後日つべで確認する始末。
両サイドのスクリーンも画像が酷く縦長に見えます。
まあ、正面スタンドに比べると直線距離的にはべビメタちゃんに近いんですが。
7mmが10mmに見える程度の差ですけど。
高倍率の双眼鏡を持っていて正解でした。重かったけど。
そして見えるべビメタちゃんの姿はもれなくほぼ横顔(笑)

しかしスタンドのほぼ最上階から眺め下ろす景色は
それはそれですごいものでした。

巨大なアリーナ、後方ステージとその前方にポツンと小さめのセンターステージ。
上手と下手に赤い太鼓橋でつながれた小さな張り出しステージ。
天井近くには何か構造物・・・これが巨大な上下可動式の太鼓橋だとは降りてくるまで判りませんでしたが。

べビメタちゃんの音楽のルーツを辿るような場内SEで
アリーナ通路では骨さんが旗振ってピット客を煽ってます。

客電が消えるとスタンドに赤い星屑が散ったようにサイリュームがひかり
めちゃめちゃキレイ!

ステージ上に赤い光が反射してみんなが騒いでいるから、紙芝居が始まった?なんかやってる?
後で知った棺桶のパフォーマンス。

新春キツネ祭りは『メギツネ』で開幕しました。

メギツネらしい和風の衣装を纏って登場!
でも、次の曲でその羽織っていた衣装を脱ぐと、いつもの衣装。
新ツアーなんだからもう少し衣装も変えてほしかったかも。

はじめは調子の出なかったスゥさんの声も
歌ううちに艶めいてきて「紅月」。
「4の歌」のユイ・モアちゃんたちの執拗なまでの煽り。

上から眺めるとライブの全体像が楽しめました。

舞台装置・演出・照明の見事さ。
2万人の揃った腕の振り・ジャンプの統一美。
アリーナのそれぞれのゾーンで繰り広げられる観客の熱狂。
高速できれいにまわるサークルモッシュ。
すっぱりと分かれるWODの壁と戦い。

べビメタちゃんと神バンドと観客が三位一体となって作り出すライブ感が堪能できました。

もう、鳥肌もの!!

「IDZ」での大きなWODはすごかった。
そして、べビメタコールからのSee You! 

アンコールは新作紙芝居からの「BABYMETAL DEATH」
・・・ここまできて自己紹介ソング!(笑)

ラストは大団円のアンセム「RoR」
またまた作られる更に大きなWOD!

あんなに巨大な俯瞰のライブは他では見られない景色でした。

けど!!
やっぱ、正面からちゃんとしたステージングを見たかったし
スクリーンのアップのべビメタちゃんたちの表情も見たかった。

ま、その一般的な画像は後から出るBDで見られるから(笑)

ああ、楽しかったです!

ライブ【感想】『 amazarashi 』 2 大阪・梅田

http://youtu.be/oLhn94VA67A

『 amazarashi LIVE 千年幸福論 大阪追加公演 』

2012年3月23日(金)
OPEN 18:00/START 19:00 END 21:00 ADV ¥4000
大阪 umeda AKASO キャパ約700人

 01. プロローグ(詩の朗読)/千年幸福論
 02. デスゲーム/千年幸福論
 03. 空っぽの空に潰される/千年幸福論
 04. ムカデ/爆弾の作り方
 05. アノミー/アノミー
 06. つじつま合わせに生まれた僕等/0.6
 07. 美しき思い出/千年幸福論
 08. ピアノ泥棒/アノミー
 09. 冬が来る前に/千年幸福論
 10. 爆弾の作り方/爆弾の作り方
 11. 夏を待っていました/爆弾の作り方
 12. ワンルーム叙事詩/ワンルーム叙事詩
 13. 奇跡/ワンルーム叙事詩
 14. コンビニ傘/ワンルーム叙事詩
 15. 古いSF映画/千年幸福論
 16. カルマ/爆弾の作り方
 17.祈り/ラブソング
 18. 未来づくり/千年幸福論
 19. 千年幸福論/千年幸福論
 20. 新曲/録音音源

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

20012.02.03 に感想を書いています渋谷公会堂のライブの
大阪追加公演です。

チケはもちろんsold out。
キャパぎっしりの満員。

結構いい番号のチケを取ってもらったのですが
前に行って聴くことに固執するバンドではないので
フロアの前のほうの、段差部分にある柵の
中心部にもたれかかって観ることにしました。

その選択はある意味正解でした。

開場前に並び、開演まで1時間、立ちっぱで待つ。
ここまではスタンディングのライブでは普通のことですが
amazarashiのライブは観客はほぼ棒立ちです。
押されることもない代わりに、身体を動かすこともないので
思いのほか、立っていること自体が辛い…
もたれかかる柵がなかったら、腰をいわしていたかも。
ま、私が若くないせいなのでしょうか(笑)

ステージは低めで、フロアには背の高い男の人も多かったので
その位置からでも、メンバーの姿はほとんど顔から上しか見えませんでした。
吊り下げ型アンプが左右に4連。

渋公では、後ろと前にバンドを挟むように2枚使われていたスクリーンは
今回はバンドの前方のみ。
そのため、2枚のスクリーンに2種の映像を映して
奥行きや映像美の効果を出していた映像が1枚の画面で表現されていました。
PVを大きなスクリーンで見ているだけのような感覚…
なんかちょっと残念。

ただ、渋公の大きなステージのときと違って
スクリーンとステージが近い分、
目前に視界いっぱいに映し出されるので映像の中に入り込む感覚。
音も近く、リズム隊の波動がダイレクトに感じられる。
これくらいの距離感のキャパのハコのほうが似合ってるような…。


渋公よりステージが近いのと、音が大きく感じられたので
臨場感がすごかった。
渋公では聴き取り難かったプロローグの朗読から
Vo.の秋田さんの説得力のある声に包まれる感覚。
高音部の声の伸び…すごい!

花粉症なのかな、ちょっと鼻声かかっていたような。

もちろん演奏隊はスクリーンの向こう、Vo.の表情も見えない。
でも、結構前半の曲終わりに「ありがとう」ってつぶやいたのが印象的。
もう一度「ありがとう」の言葉と短いMCと「あと3曲です」という言葉と
たったそれだけなのに心に残る。

渋公では観客席を切り裂くような強い青いライトが目を射たけど
今回は青と白とのフラッシュライトの点滅。
ハコが狭いので余計にまぶしい。

案の定・・・前回危惧していたように
ポケモンショックで気分を悪くした人がいた模様。
開演前に注意喚起のアナウンスされていたけど
注意するほど可能性が高いなら、なぜした。
てか、一時的に視界を奪うあの激しい点滅が必要?

ハコのサイズ的に、空中に吊られたピアノは今回はなし。
『カルマ』の時の本物の火を使った松明も、消防法で無理かなって思ってたら
しっかり4本立って燃え盛ってました。


歌詞がテレコになっていたり、入りがとんだり…
結構目に付いたけど、それもまたライブの醍醐味。

ちょっと気になったのは、プロローグからの1曲目の入り…
『デスゲーム』の入りの一番重要な部分、
キィからドラムが重なってベースが乗っていく部分のベースのズレがひどくて
ええっ?ってなった。
一曲目の期待感モリモリで聴いていたので余計感じたのかも。

ライブハウスなので音がシビアに聞こえる分
声の強さ、迫力、演奏の音圧、波動…もすごい。
それもまたライブの醍醐味。

大阪のノリで手拍子とかもあったけど、概ね空気を読んだ…
amazarashi独特の会場の雰囲気でした。

てか、インターバルを挟まず曲を続けたとこなんか
みんな、わかっていたのか・・・拍手しない人が多かったし。


映像がつくのでセトリに大きな変化はなかったですが
『ムカデ』と『祈り』が追加されていました。
そして、アンコール代わりに流されていた音源は
渋公のときと異なる新曲!
この曲好き!!

ライブごとに色が違って、ライブの数が星の数で増えていく
amazarashi缶バッチをもらって
アンケートには、画像の絵はがきが入ってました。
帰りに次回ライブの会場先行予約アドのフライヤーをもらった^^


次のライブはBIGCATだけど
私が観劇でよく行くくらいのキャパの
普段はあまり音楽ライブでは使わない劇場系のハコで
着席で聴きたいかも…
ドラマシティとかいいと思うんだけど^^


次もぜひ行きたい。

やっぱり、ライブで…生音、生声を聴きたいバンドです!
ともかく…すごくよかった!!

演劇【感想】『 OZ 』


『 OZ』 
Studio Life 公演

原作:樹なつみ
演出:倉田淳

2012年3月22日(木) 18:30〜22:00
兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

【O(オミクロン)チーム】
ムトー・松本慎也    1019・曽世海司
フィリシア・及川 健  ヴィアンカ・鈴木智久
ネイト・堀川剛史    1024・青木隆敏
リオン・林 修司 (客演・ルドビコ★)
リオン(子供)・植田圭輔 (客演)

*******

2003年と2005年に上演された作品の再演です。
私は2005年の2チームを観劇しています。

昼・夜公演の一日2回公演なら2チームとも観られるのですが
今回は次の日にライブと重なってしまったので
Oチームのみの観劇です。

前から2列目中央という素晴らしくいい席を取ってもらったので
ほぼかぶりつき(笑)

初めてのハコでしたが、椅子も座り心地の良いきれいなホールでした。
ただ、ステージ高が低めで前方席はほぼフラットなので
座席列によってはちょっと見難いかも?
2階席もあったのですが今回は開放されていませんでした。

それと…
結構なキャパで1階21列もあるのに中央部を横切る通路がない!
だから最近のよく使われる、
客席からの登場、ハケる、通路での演技という演出手法が使えません。
あんまり多用されると、座席によっては見えないし疲れるので好きじゃないんですが
場面転換や動きが多い今回のような舞台だと
通路が使えたほうが面白かったかも。


7年ぶりの再演。
自分の中ではそんなに経っている自覚がなかったので
ちょっとびっくりです。

震災後のこの時期にやりたいと選ばれたテーマだそうです。

結構、長い話で世界観の難しい原作です。
そして1988年初出のマンガ…24年前の原作。
1990年(!)の第三次世界大戦で荒廃した2021年の近未来SF^^

『OZ』の概略はこちら→

世界構成も音声のみでサラっと流し、
1019の額縁モノローグがある舞台構成。
原作も読んで前回も観ている私でも、
今回は予習を怠ったので、あのテンポについていくのに疲れた。
原作も知らない人(…若い人は知らないだろ)には
理解できたんだろうか?


ムトーは原作のイメージが強かったので
女役の多い華奢な松本くんが男くさい役をどう演じるのか、すごく興味深々。
でも、さほど違和感なく…少年っぽさが出ていてかっこよかった!
そういえば芳樹さんタイプのムトーだと思えば、そうなのかもしれない。

曽世さんの1019は安定。
ナインティーンの髪の色がライティングの関係で
イメージよりプラチナブロンドだった^^
フィリシア役はこれが最後だとか…及川さんは万年少女。
ネイトの堀川さん、漫画のイメージにぴったり。   
青木くんはズラなしのリアルショートカット姿だったのに
ちゃんと女性型に見えるからすごい。
リオン役の林修司さんは初見。リオンの狂気を感じられる。
小リオン役の植田圭輔さんもかわいい 。

どうしても比べてしまうけど…
前回、すごく印象的だった麦畑のシーンが
意外とサラッと流されてしまったような・・・
涙頂戴シーンも淡白だったような・・・
気がしたのは、
私がスレてしまったからでしょうか(笑)


7年前は
大ちゃん芳樹さんのムトー    笠原さん新納慎也さんの1019
舟見さん及川さんのフィリシア  新納さん青木くんのヴィアンカ
丸山智己さん(デザイナーのロン髪マサキ役が坊主になってやってた!)高根さんのネイト 
姜くんの1024  曽世さんのリオン 深山さんのリオン(子供)…

なんか、世代交代を感じさせた舞台でした。



蛇足^^

舞台を見ている間中、頭の中をこの歌がぐるぐる回っていた…
次の日に行ったライブの曲。

http://youtu.be/pdwTV7Fhc8c
『 古いSF映画 』 amazarashi

作詞・作曲:秋田ひろむ
 

昨日の夜遅く テレビでやっていた映画を見たんだ
未来の世界を舞台にした 海外の古いSF
すでに世界は汚染されて マスクなしじゃ肺がただれて
瓦礫の如きメトロポリス 未開の惑星みたいな地球
逃げ込んだ先は地下室 ただしの80000kmの
昔はシェルターと呼ばれていたが 今じゃ都市と呼んで差し支えない
人工太陽 人工植物 そもそも人工じゃないものはない
ほぼ人間と変わらぬAI 誰もそれに疑問は抱かない

殺人 略奪 治安維持も無く 力は力でしか抗えない
犯罪の5割はアンドロイド 科学の飽和を憎む主人公
前時代のもほどほどに 徐々に核心に迫るミステリ
だが実は彼もアンドロイド ってのがその映画のラストカット

僕らが信じる真実は 誰かの創作かもしれない 僕らが見てるこの世界は 誰かの悪意かもしれない
人が人である理由が 人の中にしかないのなら 明け渡してはいけない場所 それを心と呼ぶんでしょ



昨日の夜遅くテレビで やっていた映画を見たんだね
不安になるのは分かるけれど フィクションはあくまでフィクション
この先どうなるかなんて そんなこと僕に聞かないで
答えは君自身が見つけて 僕は名も無いアンドロイド

ライブ【感想】『 amazarashi 』

『 amazarashi(アマザラシ)LIVE「千年幸福論」』


http://youtu.be/pdwTV7Fhc8c

OPEN 17:00/START 18:00 END 20:00 ADV ¥4000
2012年1月28日(土)
渋谷公会堂 キャパ約2000人

 01. プロローグ
 02. デスゲーム/千年幸福論
 03. 空っぽの空に潰される/千年幸福論
 04. アノミー/アノミー
 05. つじつま合わせに生まれた僕等/0.6
 06. 美しき思い出/千年幸福論
 07. ピアノ泥棒/アノミー
 08. 冬が来る前に/千年幸福論
 09. 爆弾の作り方/爆弾の作り方
 10. 夏を待っていました/爆弾の作り方
 11. ワンルーム叙事詩/ワンルーム叙事詩
 12. 奇跡/ワンルーム叙事詩
 13. コンビニ傘/ワンルーム叙事詩
 14. 古いSF映画/千年幸福論
 15. カルマ/爆弾の作り方
 16. 未来づくり/千年幸福論
 17. 千年幸福論/千年幸福論

 18. スタートライン/新曲・録音音源

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

2011.01.29 にご紹介しているバンド。

東京だったけど、どうしても聴きたかった観たかった…

amazarashiのライブ。

チケもいい席を取ってもらって、飛行機の手配もしてたので
大変なときだったけど無理言って行って来ました。

早めに渋公について物販で購入。
リハが押してるとかで開場が遅れて、雪の残る渋公前で待つ。寒い!!

30分遅れで入場。
音響的にもステージを見るのもほぼベストな席。


始まる。

これはライブなのか?

ライブというより…ひとつの舞台を観ている感覚。
素晴らしくよくできたショートフィルムを何本も見せられたような感覚。

今までいろいろ音楽ライブには行って来たけれど
まったく異質な空間でした。


始めは…
喉が温まっていなかったのか、PAのバランスが悪かったのか
バックバンドの音に声がかき消されてしまって…肝心の詩が聴き取りにくかったのですが
曲が進むにつれて解消され
CD音源のような再現力。

声の力強さ。高音の伸び・・・上手い!!

ステージの後ろにスクリーン←これはフツー。
ステージ上にドラム・ギター・ギターボーカル・ベース・キィが横一列に並び
その前面にステージをすっぽり覆う半透明のスクリーン。
2枚のスクリーンに映像が投影され、その狭間でamazarashiが歌う。

映像の中にボウっと浮かぶ演奏者のシルエット。
時折上からスポットライトがあてられるけれど
帽子の影になってVo.の表情すら見えない。

2枚のスクリーンを使うことによって、映像に奥行きが出
2つの映像を組み合わせることによって、より濃密な映像空間ができる。

映像はPVであったり、歌詞であったり、音楽に関連したイメージ映像であったり…
歌詞と映像に大まかな世界観の共有はあっても
歌詞をそのまま映像化しているわけではないのに、相乗効果。
音楽と映像の融合。
聴覚と視覚のシンクロ。

ライブの新たな世界の可能性。

なんとなく昔見たフィルムコンサートを思い出した。
昔PVが簡単に見られなかった時代、外国バンドのPVをスクリーンで見てた感覚。


最近のライブにありがちな音量・音圧重視の耳がボゥっとなることもなく
生音の波動と声の持つ強さを感じる音楽。

曲終わり、最後の一音の響きが消えるまで息を詰めるように聴き
拍手が沸きあがる。
そしてまた静けさが戻り、痛いほどの静寂の中で次の曲が始まるのを待つ。
観客との間に流れるある種の緊張感。
まるでクラシックコンサートのよう。

『千年幸福論』を中心にして
今までのアルバムから珠玉の曲をピックアップした感涙のセトリ。

広い渋公のステージに
『ピアノ泥棒』のときに本物のピアノが空中につるされ
『カルマ』のときに松明の炎が効果的に使われただけのシンプルな舞台美術。

ただ、何曲かで使われた、客席に向けて放たれた青いライトだけはいただけなかった。
まぶしさで視界が奪われ映像がかすむ。
激しい光の点滅でポケモンショックが起きないか心配になった。


メンバー紹介もアンコールもなし。
ラスト近くにVo.の秋田さんのMCがあるだけ。

amazarashiの音楽は…
ある種の物語音楽。

詩ですべてを皮肉り嘲る吟遊詩人。

言葉は礫のようにビシビシ当たり
切れないナイフで無理やり抉るように
容赦なく人の心の暗部を曝け出す。

発せられた言葉の強さに惹きつけられるハーメルンの笛吹き。


音と映像と・・・その世界観と・・・強い声に
心奪われました。

すごい!すごい!!




渋公の着席で音と映像を
じっくりゆっくりしっかり見られたのは幸せだったのかもしれない。
観客の質の違う大阪のスタンディングで、このライブがどう変化するのか
今から楽しみ^^

演劇【感想】『 夏の夜の夢 』

 『 夏の夜の夢 』

Studio Life 公演

原作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
上演台本・作詞・演出:倉田淳
美術・衣装:宇野亜喜良

11/13(日) 13:00〜 サンケイホールブリーゼブリーゼ

Savarin(サヴァラン)チーム
ライサンダー・笠原浩夫   ハーミア・岩大
ディミートリアス・仲原裕之 ヘレナ・坂本岳大(客演)
オーベロン・石飛幸治    ティターニア・林勇輔
パック・倉本徹
シーシアス・牧島進一     ヒポリタ・松本慎也

2008年6月5日と6日に観た舞台の再演です。
*感想は・・・こちら

今回も音楽劇調になってましたが
前回と違って歌っている場面が少ない。
それも、ほとんど歌っていたのは、上手い石飛さんと林さんの妖精王・女王コンビ。

せりふを歌うというよりメインテーマソングを歌うという風で
芝居の中で歌を歌うことに異質感がない。

オペラ・ミュージカル系が苦手な私にはとっても好ましい展開(笑)

舞台セットは白でシンプル。
その分、衣装やかつらはとてもカラフルでデコラティブで

めちゃめちゃかっこかわいい!!

もともと、若いころから宇野亜喜良さんが好きだったから
今回、美術に入られた、
宇野亜喜良さんの美意識が隅々まで感じられてすてき!!


もう3年半もたっているので記憶も薄れているんだが
前回に比べて、職人の芝居ネタの部分がコンパクトなってた?
その分、全体的に濃縮された感じ?

もちろん、例のごとく大阪のノリで
役者さんも観客もテンション高い(笑)

展開がスピーディで、
勢いで最後まで突っ走って…
面白かった!!

ただ、その分・・・
前回はヒシヒシと感じた
ヒポリタの感情が…足枷と鍵の意味が
芝居の勢いの中に埋もれて流されてしまったような。


ともあれ、
役者の皆さんの相変わらずなはっちゃけかた
女役でロングドレスのままでのありえない運動量
朗々と歌い上げる上手さと声量

喜劇はこれでなくっちゃ!

思いっきり笑って、楽しんで…

面白かったです^^

ライブ【感想】『 DAZZLE VISION 』

[ LOOPLINE Presents~TWIN-ZEKE~ ]

『 DAZZLE VISION (ダズル ビジョン) 』

2011年11月03日(祝)
OPEN 18:00/START 18:30 END 21:00 ADV ¥2500
恵比寿LIVE GATE TOKYO
http://youtu.be/ObEBN7Iy0yY


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

2011.06.04 2011.04.26 にご紹介している
以前から応援しているバンド

『 DAZZLE VISION (ダズル ビジョン) 』

上京のタイミングが合ったのでライブに行ってきました。

2マンライブで19:15〜出番だと聞いていたのですが、
折角だからオープニングアクトからラストまで聴きました。

対バンは 『 ADIZ 』。O.A.は 『 SYN 』。
どちらも女性ヴォーカルのバンドでした。


昔はライブに良く行っていましたが、
すごいキャパの会場のメジャーの外人バンドばかりでした。
小さなライブハウスに足を踏み入れたのはニコ系がはじめて。

で、実は私…
インディーズバンドのライブは初体験でした(笑)

ニコ系のライブの超満員・開場前に長蛇の列の雰囲気がふつーだと思っていたので
O.A.のライブが始まった時点で余裕があるのでちょっと驚いた。

ハコは人通りの疎らな通りの小綺麗なビルの地下。
後ろに小さな丸テーブルが数個置かれて、ドリンクも置けてゆっくり見れました。
舞台も高くて、音もよく聴こえて…いいハコでした。

ハコの特性かPAの好みか
音の抜けが良くて、スネアの音が際立って聴こえて心地良かった。

音が際立って聴こえるから、ある意味演奏陣にとっては結構シビアなハコかも…(笑)

O.A.を聴いた段階で抜けすぎて軽いって感じたけど
ダズルの音は抜けていても重く聴こえました。

ダズルビジョンが始まる前、人が前に集まって準備するのがすごい^^

私は、今回はちゃんと音が聴きたかったので後ろの中心…
ちょうど前が空いていたのでステージ上もよく見えて…
音的にも視覚的にもベストな位置で聴けたと思います。


ちゃんと動画で学習して
想像して、期待はしていったけど…

想像以上!期待以上のライブ!!



2マンだったので曲数も多くて、とっても満足。
12曲、たっぷり聴けたのに…

本当にあっという間の時間でした。

CD音源に劣らない音の再現性…

イヤ、ある意味ライブの方がいい!



ジョンくんのギターが凄いのは知っていたこと。

でも、こんなに熱くて滾るギタープレイが見られるとは…
うれしいよ〜!!

紅い髪を振り乱して、激しい演奏なのに
音がブレない! リズムがよれない!!

…さすがです。



そして特筆すべきは
ヴォーカルのマイマイの上手さ!

シャウト・デスボ・ウイスパー・クリーン…多様な歌唱法で声を使い分け
激しいバンド音に負けない声量。

あれだけの曲数を、ほとんどチューニングのインターバルのMCだけで
歌いこなすパワー。

踊ってヘドバンして…煽り
熱く激しく狂おしく…歌う。

空を舞う金の髪がライトに映えて綺麗。

半端ないです!!



今回の他の2バンドも、ドラムがしっかりしたいいバンドだったけど
ダズルのハルさんの音はきれいに抜けてて尚且つ重い…すごく好きな音でした。

フロントの3人が縦横無尽に暴れていられるのは、
要のドラムがしっかりしているからってわかる音。


ベースのタクローさんは盛り上げ上手^^
最後の客席ダイブは後ろジャンプだったのでヒヤッとしましたが
しっかり受け止められていました。


フロアーにモッシュピットが出来て
サークルモッシュまで始まってました。

みんなで盛り上がって、ライブを盛り上げて
楽しんでいる感じが熱い。

音もステージングも…素晴らしい!

ほんとに

行って良かった。見れて良かった。

聴けて良かった!!




てか・・・

大阪来い!来て!…おねがい(笑)

ライブ【感想】『 LINKIN PARK 』

 『 LINKIN PARK ( リンキン パーク )
   A THOUSAND SUNS JAPAN TOUR 2011 』

http://youtu.be/BkVu5FqbqAo

2011年09月14日(金) 
OPEN 18:00/START 19:00 END 21:00 ADV ¥8800
インテックス大阪(大阪・南港)5番館 キャパ約9000人

01. THE REQUIEM/THE RADIANCE
02. PAPERCUT
03. GIVEN UP
04. NEW DIVIDE
05. FAINT
06. EMPTY SPACES
07. WHEN THEY COME FOR ME
08. NO MORE SORROW
09. JORNADA DEL MUERTO
10. WAITING FOR THE END
11. WISDOM, JUSTICE, AND LOVE
12. IRIDESCENT
13. NUMB
14. THE RADIENCE
15. BREAKING THE HABIT
16. SHADOW OF THE DAY
17. CRAWLING
18. ONE STEP CLOSER
アンコール
19. FALLOUT
20. THE CATALYST
21. BLACKOUT
22. IN THE END
23. WHAT I'VE DONE
24. BLEED IT OUT

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

昨日はチケットが取れたので、行ってきました…

リンキン・パークの来日公演最終日
『 LINKIN PARK - 
       A THOUSAND SUNS JAPAN TOUR 2011 』

4枚目のニューアルバム 『 A THOUSAND SUNS 』 を引っさげてのワールドツアーでしたが
今までの3枚のアルバムからの珠玉曲も散りばめられた

感涙のセトリ!

ライブにはまっていた若い頃は
今では “ 伝説の ” と言われるライブにいろいろ行ってましたが

本当に久しぶりの…
大ハコのメジャーバンドのライブ。


インテックス大阪でライブを見るのははじめて。
みると、1〜1000の番号でA〜Iブロック…キャパ9000?(笑)

見本市とかに使われる会場なのでフルフラット。
これはヘタすれば全く見れない。

…で、良いチケットをとってもらった。


この番号なら凸するしかない!
「安全な場所を確保」して「落ち着いて聴く」という選択肢は消えた(笑) 

上手ほぼ最前列確保!   ← 死亡フラグ(笑)


10連の巨大な吊り下げ型のアンプが上手下手に二台ずつ下げられていました。

上手側にギターが来る場合が多いのですが、リンキンの上手側はベースです。
奥の高くなったところに、エアを送る巨大なダクトが2本ついたドラムセット。
PV映像やライブ中の映像を映すバック。

ステージの間には強面のガタイのでっかいセキュリティーが待機。
激しい曲になると柵側の物見台に駆け上がり、
潰れてヤバイ子やモッシュの兄ちゃんを柵内にごぼう抜きして逃がす。

数曲目にして続々離脱者(笑)

そして面白かったのが…これ。

ステージ真上の照明!

ライブの開始直前にステージ下手の鉄骨の組まれた柱を
ヘルメットの姿の男たちが続々と登って、照明ハンガーの上を移動して…
 
え?照明トラブル?
ひょっとして遅れるの?…って思ったら

照明のハンガーに吊り下げ型の座席があって
そこに人が乗り込んで、全部で6人で手動でライティングしてた…!


さて、はじまって
1曲目 『 The Requiem 』 で圧力が半端ない!

マジでヤバイ!!って思った。

5曲目の 『 Faint 』

マジで鳥肌…ほぼ死亡!(爆)
 
18曲…ほとんどMCもなし、無駄な暗転もなし休みなしで
艦砲射撃のように音と曲をぶっ放し、ぶっ飛ばし・・・
アンコール休憩5分で6曲…

怒涛のように… 2時間24曲!! 

声と音と映像。
6人中3人がパーカス叩いて歌う 『 Blackout 』 の音圧。
最後にドラムソロをもってくるパワー。

多彩な音でCDまんまの再現力。
CDなんか比べ物にならない音とパワーと…

もうなに… この凄さ!

ありえない…凄さ!!

2時間ずっと
右腕は上げっぱなし
流れのままに飛びっぱなし

皆が歌う…一体感。


終了後、座り込まなかった自分を褒めよう。


素晴らしかった・・・
凄かった・・・

めちゃくちゃ… よ か っ た !!!!!!!!!!


辛うじて戦線離脱・戦死は免れましたが…満身創痍。

帰りの高速走行中、両足が痙攣していた。
全身、水を浴びたようにびしょぬれで、車のシートに跡がついた。


帰宅してお風呂で冷えた身体を温めて
両腕・両ふくらはぎ・首…ボルタレンゲル塗りたくってケアしたけど
今日はロキソニンのお世話になりましたwww


久しぶりのライブ…楽しかった。



演劇【感想】『 嵐が丘 』



ミュージカル 『 嵐が丘 』

原作:エミリー・ブロンテ
演出:西川信廣
脚本:飯島早苗
作曲:倉本裕基

2011年7月27日(水) 18:30開演 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
 
終演後トークショウ 河村隆一・倉本裕基・司会 岩崎大

ヒースクリフ/河村隆一
キャサリン・妹(Wキャスト)/平野綾 (安倍なつみ) ヒンドリー・兄/岩崎大 
エドガー・兄/山崎育三郎 イザベラ・妹/荘田由紀
ネリー・女中/杜けあき アーンショウ・父/上條恒彦 

河村隆一さん×平野綾さんのキャストを見ました。

*****************
 
あのエミリー・ブロンテの 『 嵐が丘 』 の舞台化…それもミュージカル!!
ミュージカル嫌いだったので、ほぼ人生初の “本格” フルミュージカルかも。

『 嵐が丘 』 …もちろん原作は若い頃に読んでます。
あんまり好きな話じゃないけど…(笑)

原作は長編で、登場人物もたくさん…超ドロドロ人間関係(笑)
語り部のいる額縁仕様だし、何代にもわたる復讐劇ですが
見事に端折って切って…すごくシンプルな話になってます。

わかりやすくていいけど…
最後があまりに…だからどうなん?どうなったん?って感じ(笑)


すごくシンプルな舞台装置。
全体的にヒースの荒野を表す、炭のような風合いの床。

八百屋舞台で、奥はより急な角度になっていて
カーテンコールの時にそこが上に開くと、中にオケが隠れてました。

本当にシンプルなので、まるで歌を聞かせるリサイタルの舞台ような感覚。


キャストは豪華…本当に歌が上手い!


はじめの方だけ(もったいない!)に出てくる上條恒彦さん。
ああ、いい声!!

メロディラインで思わず思い出す…この曲。

♪ 『 誰かが風の中で 』

http://youtu.be/fC_QNQISh2M
久しぶりに聴いたけど…イイ曲だぁ〜^^

杜けあきさんも、さすがの貫禄。

舞台・ミュージカルのベテラン二人が
違う畑出身の主役級の舞台をしっかり締めている感じで安心感がすごい。


主役のヒースクリフが河村隆一さん…
LUNA SEA以外の歌を浪々と歌う河村隆一さん…
それもTHEミュージカルという感じのセリフのような歌…(笑)

LUNA SEAの歌詞にも“愛してるぅ〜”っての多いけど
ホントに語りの歌詞…はじめちょっと面食らったけど
でも、すぐ慣れた(笑)

天下のLUNA SEAのVo.に向かって言うことじゃないけど

歌うまいぃぃ〜!

前半こそ若干声が出てない感じがしたけど
後半はもう…河村隆一節!

私のイメージのヒースクリフにしては優しすぎて毒が薄いけど
その分、繊細で悲劇を予感できる。

相手役のキャサリンが平野綾さん…
キャラが典型的なツンデレなので、時々セリフがハルヒとかぶる(笑)
背高い…細い…カワイイ…アウアウ

そして、彼女も…歌うめぇぇぇ〜〜!!


しかしこの二人で

♪ ただ1人愛する人ぉ〜 命より大事な人ぉ〜
もう二度と離れない 放さない〜♪  って、デュエット…
ある意味カオス!!!


ニュージカル畑の山崎育三郎さん、すごい素敵。
声量が半端ないです。

荘田由紀さんはお母様にそっくり。
やっぱり血は争えない。

この4人…全員、歌上手い!!!

4人とも出自によって発声が微妙に違うんだけど
みんな、すごくイイ声で、声量があって、歌詞がちゃんと心に届く。

♪ 『 嵐が丘のテーマ 』

http://youtu.be/LBF54mI81aU
この動画ときより、もっと良かった!
歌いこまれていて…大きな舞台上で
スケール大きく浪々と歌われていました。



4人でユニゾンで歌うシーンは
もう鳥肌!!


さて、もう一つのお目当て岩崎大さん^^

カッコイイ!!

歌は…このメンバーの中に入ると…
でも、狂言回しっぽい役柄にはあっているかも。

強くいやらしい…悪役・憎まれ役のはずなのに、優しい。
その気の弱さが破滅に向かう感じが出てる。

ピカレスクロマンなのに
出てくるみんながみんな…イイ人感モリモリ(笑)


いい席で観れたので面白かった^^



帰り道、LUNA SEA 縛りで最初から曲を大音響で聴きながら帰る。

やっぱ 『 IN MY DREAM 』 と 『 WISH 』 がすきだぁ ^^

演劇【感想】『 11人いる! 』

 
『 11人いる! 』

Studio Life 公演

原作:萩尾望都
脚本・演出:倉田淳

2011年3月26日(土) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

マチネ:Alcor(アルコル)チーム
タダ・松本慎也 フロル・及川健 王様・青木隆敏 四世・仲原裕之 
アマゾン・鈴木智久 チャコ・冨士亮太 赤鼻・篠田仁志 トト・松村泰一郎
ガンガ・船戸慎士 ヌー・林勇輔 石頭・山康一 長老・倉本徹 

*****************
【原作のこと】

原作ははるか昔に読んでいました。
一応おさらいしておこうって思って、本棚を探したけど見つけられなくって
YouTubeのアニメでおさらいしました(笑)

基本的にはお話のカテゴリーは
宇宙・活劇・青春群像・学園モノ・友情・切磋琢磨・成長モノ…
困難を乗り越えていこう!!って話で…

SF漫画として金字塔となる作品です。

『ふたつのスピカ』に連なっていく系譜。

また推理サスペンスとしても素晴らしい話で…
クローズド・サークル話です。

クリスティの『そして誰もいなくなった』から来る系譜。

二つの側面を持つ緊迫感あふれる話です。



以下、舞台のこと…ネタバレ注意!!




最近のライフ大阪公演はマチネ・ソワレの公演が多くて
一日でダブルキャストの両方を見ることが可能だったのですが
今回は2日間で1公演ずつだったので、両キャストを見るためには連荘しなければいけなく
悩んだ末…Aチームを観劇。

公演数が減ったからか、客席の入りは良かったような^^


舞台装置は中心部に円形の段を作り、円筒形の移動式スクリーンで場面転換。
作りもシンプルなので暗転や転換が素早くって見やすかった。

話はほぼ原作どおりで、
ライフの舞台にしては珍しく、休憩なしの2時間弱の舞台。

まず 『2001年宇宙の旅』っぽいオープニング映像に
原作のト書きどおりの宇宙の説明ナレーション。

星系や人種のなじみのない固有名詞に惑星間の関係や成り立ちなどを
ナレーションで説明するけれど…聞き取りにくい。

原作どおりの必要はあったのだろうか?

アニメ映画はその辺を上手くまとめてあったけれど違和感はなかった。


はじめにバラバラ出てくる登場人物たち。
銀色の頭巾付きの溶接面のようなものをすっぽリかぶっているけど
固有の衣装の上だから、後々容易に人物を限定できる。

で、注意深く観ていれば、11人になった時に増えた人物も特定できる。
まるで…『アハ感覚テスト』

サスペンス感…興ざめ(笑)

舞台上に登場人物は多い(もちろん11人・笑)けれど
個性豊かな外見(笑)とキャラなので混同せずにわかりやすい。

宇宙蔦が画像的に蔦に見えにくかったこと。

タダとフロルの関係に視点が持っていかれたようで
なんとなく緊迫感が乏しかったような。

女役の多い松本さんだけど少年役のほうがハマっている感じ。

そして同じく女役の多い及川さん、いつもはとっても少女^^
でも今回は雌雄未分化の両性体役。
外観は少女なのだからもっと素のままの男で良かったのかも。

王様役の青木さん。
すごく役柄に合っていたような気がします。

でも、今回の舞台…

影の主役はガンガだと思った^^


緊迫感が乏しいといえば…宇宙空間での事故シーン。

二つ並んだ白い空中ブランコ!!

本来ならワイヤーにしたかったんだろうなぁ…。

でも、なぜに白色に塗ってある?

事故の極限状態の中でタダとフロルの二人の想いが
通じ合う大事なシーンなのに、緊迫感ゼロ。

思わず『ペーパームーン』を思い出した(笑)

なんか毒ばっかり吐いてますね(笑)


この時期だからこそ、
今回の舞台に寄せる役者さんたちの想いはしっかり感じられました。

登場人物たちの一言ずつの最後のセリフ…

学ぶ! 育む! 育てる! 耐える! 愛する!
望む! 進む! 走る! 歩む! 未来へ!

今の時期だからこそ、
一層の感慨を持って聞こえました。

全体的にまとまったスマッシュヒット的な作品だと思います。

 

演劇【感想】『 時計じかけのオレンジ 』


パンクオペラ 『 時計じかけのオレンジ 』

原作・脚本 アンソニー・バージェス
台本・演出 河原雅彦
音楽監督  内橋和久 

2011年2月9日(水) 梅田芸術劇場 メインホール

小栗旬@アレックス
橋本さとし・武田真治・高良健吾・山内圭哉・ムロツヨシ
矢崎広・桜木健一・石川禅・キムラ緑子・吉田鋼太郎

************




【ネタバレ注意!】




『 時計じかけのオレンジ 』

4列目のセンターというめっちゃ良い席を取ってもらえたので
小栗旬さんをガン見してきました。

大阪公演も終わったので若干ネタバレ感想も解禁ってことで^^


キューブリックの映画…大好きでした。
原作も読みましたが、あの映像のインパクトに勝るものはありませんでした。

マルコム・マクダウェルくんのあの印象はあまりに鮮烈だったので
小栗旬さん…で舞台化?

…うん。イメージ的に想像出来ました^^


パンクオペラ?ロックミュージカル?
正面に電飾で彩られた大きな二階建てのセット。
二階部分に生バンドが入ってます。

そのバンドの音がすんごく良かった!

ギター・パーカス・ベース・キィの編成なのにすごく多彩な音で
みんなめちゃめちゃ上手い!!!

生バンドだって知らなかったので、1音目の大音量で思わず席を飛び上がりそうな迫力。
二階から降るような音で、生音なので波動で伝わる。

中央の部分が電光掲示板になり映像や文字が流れます。
両脇が鏡なので奥行が感じられる。

電光掲示板に文字が流れると
映画のタイトルロールか、ブロードウエィの劇場掲示を見ているよう。
光の点滅も半端なかった。


衣装的には映画のまんま。

映画は、キッチュで近未来的な雰囲気があったのですが
さすがに40年の月日が流れると・・・
今回の舞台では、古きよき70年代のポップなアメリカンのイメージ。

途中で役者が口上のように場面説明をしたり原作や映画をディスったり
映画版を意識して (観客は映画を見ているのが前提のような・笑) をおもしろい演出。

休憩の時の趣向(ここはあえてネタを隠す)もステキに新しい。


小栗旬さん。
彼の舞台はほとんど観ていることになるかな… やっぱ、上手い。
なんといっても、まず見場がいい。すごくスレンダーでカッコイイ。

銀髪がこんなに似合う日本人は珍しいと思う(笑)
惜しげもなくほぼ裸体の後ろ姿を晒す…美味しいです(笑)

以前のタイタスの時やカリギュラの時のも思ったけど
狂気の…鬼気迫る演技の目が凄い。

今回もほとんど舞台上に出続け、ずっと動きずめ・・・意外にアクションが激しい。
生傷が絶えないだろうな。

大阪初日だったんだけど、すでに声が若干かすれ気味。
元々、こもった低めのトーンなので…それが色っぽい声なんだけど…聞き取りにくい。

原作上、人工的に作られた特殊な言語の単語を散りばめて話すので
聞き取れたからといって意味がわかるわけじゃないけど(笑)

周りの役者さんもすごい…実力者・個性派ぞろい。
すごくエキゾチックな美人さんや女装の美人さん、ニューハーフな方かな?って思う人も^^

面白かったです…

また映画が見たくなった(笑)


思わず買った…ドクロステッキ

…の、耳かき(笑)

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