ライフの舞台に関しては、
いちファンで、冷静な感想が書けそうにないので
【感想】のカテゴリーじゃなく“Studio Life”のカテゴリーで書きます^^
『夏の夜の夢』
ダブルキャストの2ステージ堪能してまいりました。
純粋に楽しかった!
なんのかんの言ってても、やっぱり私は
この劇団が…
山本芳樹がすきだぁぁぁ!!
…ということを再確認してまいりました。
以上、感想^^
で、終わるつもりでしたが…
ま、そこら辺は私…つっこみナシでは終われません(笑)
私は大阪だけしか観ておりませんが
やはり大阪の土地の持つ異常な磁場のせいか
劇団員のテンションの高いこと!
そして、それを見切って、のせていく大阪の客の盛り上げ上手^^
喜劇とわかって観ているから、“笑い”に貪欲。
細かいボケもこぼさず拾って笑う。
多少さぶめな仕込みのネタも笑ってあげる。
アクシデントは逃さず笑い飛ばす。
アドリブは反応良く笑う。
笑うときは、しっかり笑う。
気に入った時は声を上げて笑う。
ツボに入って受けた時は、手をたたいて笑う。
吉本新喜劇で鍛え上げた笑いに対する反射神経、ここにあり!
私なんか2回目に観た時は
しょっぱなの、暗闇の中でライトが動くシーンのオカリナ(?)独奏者の
ワンフレーズを吹き終った後に必ず入る呼吸音に笑いそうになりましたモン。
↑ある意味、失礼なやつ^^
しかし、皆さんどんだけ、リピして観てるんですか?
音楽が始まると
誰が指揮してんだ?…ってくらい、一音目からしっかりと入る手拍子。
次の曲は手拍子つける曲、ココではいる!って
ちゃんとわかってらっしゃる(笑)
久しぶりにきた大阪だからか
女性客一色だった客層のなかにちらほらと異質感。
1日目は、ネクタイ・スーツ姿の中年男性のグループが何組か
2日目は、ロマンスグレーの夫婦とか…
若い男の子の姿も目立ってましたね。
関係者・親戚かな?
それともシェークスピアの有名作だから、一般客も入りやすかった?
久しぶりの地方公演としては良い演目だったです。
一般的にもとっつきやすくて、食いつきやすい有名な喜劇ですもんね。
だからこそ、短いスパンでの再演になったんでしょうけど。
2日間とも通路の小芝居も観やすい座席位置でしたので
間近で役者さんの姿も堪能しました。
ただ、通路使いすぎっしょ。
暗転とかセットチェンジのために
舞台から観客の視線を外そうという理由で通路を使う手段は納得しますが
理由もなく、あまりに通路を多用すると観ている方がウロウロします。
観やすい座席の客だけではないですし
前半分の席だと後ろを振り向かないと観られません。
観客との一体感を演出する手段としてはいいと思いますが
厳選して使うほうが効果的だと思うのですが…。
舞台挨拶で役者さんが皆さん言っていましたが
やはり2年間のブランクは大きかったです。
大手プロダクションを離れて自主公演で地方を回るためには
2年の歳月が必要だったので、劇団としても心苦しかったんでしょう。
…わかります。
でも、継続してこそ開ける道もあります。
やはり無理をしても毎年来るべきです。
舞台上で皆さんが言葉にして下さったように
また、次の公演をお待ちしています。
出来れば…
最盛期のように、年2回の大阪公演を…理想ですが^^